スタバと肌の関係
あなたは、夜のスタバに行ったことがありますか。
先日、行きつけの化粧品カウンターで美容部員のKさんと話していた時、スタバの話が出ました。
スタバは夜の7時から8時ごろはまだ空いていますが、8時半を過ぎるとだんだん混んできて、9時には満席で空いている席を探すのは大変だそうです。
そういえば私も以前、職場の飲み会の帰りに、金山駅前のスタバに入ろうとしたら、ひどく混んでいて諦めたことがあります。
Kさんによると、その時間帯の客の顔ぶれは、20代の若い女性が多いそうです。
職業柄、どの年代の人がどんなことを考え、どんなことを話しているかなど興味のあるKさんは、そこで人間ウォッチングを始めます。
若い女性たちが注文しているもの…。
コーヒーだけという人は少ないようです。
それどころか、フラペチーノとケーキという組み合わせの人が結構多いことに驚かされるそうです。
夜の9時過ぎ、いいえ、すでに10時を回っています。
そんな時間に甘いものを食べるとどうなるかなど、考えてないのでしょうか。
一日がんばった自分へのごほうび?
疲れた時に甘いものを食べたときの幸福感?
夜の10時から2時までは、お肌のゴールデンタイムと言われます。
この時間帯に睡眠をとれば、およそ90分間で肌細胞が入れ替わると、Kさんは研修で学んでいます。
夜になると体は吸収型になり、食べたものはすべて身になります。
これはよく聞くことです。
目の前にいる若い女性たちは、その時間に睡眠をとらないばかりか、高カロリーのものを食べているのです。
耳に入ってくるおしゃべりは、美肌やダイエットのことが多いのに、やっていることは真逆のこと…。
肌が荒れている若い女性が増えていると、Kさんは現場で感じているそうですが、その理由はいろいろあるにしても
- 夜遅く甘いものを摂ること
- ゴールデンタイムに十分睡眠をとらないこと
この2つがかなり影響していると思います。
さらに、もう1つ、帰宅が遅いことから
- ファンデーションをつけている時間が長い
ということも挙げられるでしょう。
Kさんの働いている化粧品会社の調査によると、女性が1日にファンデーションをつけている時間は、平均13時間だそうです。
これはあくまでも平均値で、スタバに限らず、外で遅くまで過ごしていたら13時間では済みません。
若い女性の平均時間は、それより2時間長いそうですが、若くなくても外で働いている女性なら、当然15時間ぐらいはつけているはずです。
私も朝7時に化粧をして、とるのは入浴時の23時頃です。
回復力が高い若い人に比べ、アラカンの私がこんなことをしていてよいものだろうかと、Kさんの話を聞いて我が身に置き換えました。
若い子の話ということで、ふんふん、へーっと聞いているうちはいいのですが、こうなるとちょっと考えてしまいます。
私は、夜遅めの時間に外で飲食をすることはほとんどありません。
昼間、もしスタバへ行ったとしてもフラペチーノかコーヒーくらいしかとりません。
ファンデーションは帰宅したらすぐとりま…せん。
うーん、長年の習慣を変えるのは難しい!
お風呂で髪が濡れても泡が飛び散っても気にしないで、きれいさっぱり落とすのが気持ちいい!
それに、ファンデーションを落としてから入浴後にお手入れをするまでの数時間はどうしましょう?
何もつけない無防備な時間?
いろいろ考えると、今のままでいいかと思ってしまいます。
究極、朝型の生活にすればいいのだと思いますが、長年超夜型の生活を送ってきた私は早起きが何より苦手です。
我が身を振り返れば、若い女性の夜のスタバ行きを非難の目で見ることはできないにしても、せっかくの綺麗な肌を大切にしてくださいね、というメッセージは送り続けたいと思います。